アパートI　Vol.３

　アパートI　Vol.３

	解体を終えた後は、しっかりと補強をしていきます。
解体してみると、構造木材はけっこう傷んでいました。腐った土台や柱は全て取り払い、新しい材料に交換したあと白あり予防の為の薬を処置しました。（５年保証付き）不足していた床束を増設。木やせして床鳴りがしないように亜鉛メッキの床束を使用し、湿気防止に土の上には、シートを貼りました。これで建物が長持ちします。上の写真の天井部分に見える白い網は【落下防止ネット】です。現場の安全の為に取り付けています。必要な部分を補強した後は、金物で更に入念に補強を行ないます。
こちらは筋かい用の補強金物です。補強金物を取付することによって強度は２倍になります。筋かい自体も昔の物のようで細く少なかったので太くして、数も増やしました。こちらは、火打ち金物といいます。地震の際に四角い部屋がひし形にゆがむのを防止します。
骨組みが終了しました。